代表挨拶

当社、日本総合ケアサービスのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私たちは介護事業を通じて「すべての人が安心して生活できる社会」を実現することを目指し、日々努力を重ねております。
日本は現在、世界でも類を見ないスピードで高齢化が進行しています。
高齢者の人口が増える一方で、少子化や地方の過疎化といった社会課題も深刻化しており、家族構成の変化に伴い、介護が必要な方々を支える環境も大きく変わりつつあります。 このような状況において、介護サービスの役割はますます重要性を増しています。

また、昨今のパンデミックや自然災害といった予測不可能な出来事が、私たちの生活やコミュニティに大きな影響を与えています。 こうした困難な状況においても、私たちは利用者様が安心して生活を続けられるよう、柔軟かつ迅速に対応する体制を整えてまいりました。

私自身はIT業界出身で、その経験を活かし、介護サービスにおける仕組み化やシステム化を推進することで、業務の効率化とサービスの質の向上を図っています。
これにより、スタッフがより多くの時間を利用者様に直接的なケアに充てられるようにするだけでなく、ミスの削減や迅速な対応が可能になります。
しかし、IT化を進める一方で、介護の現場において最も重要なのは「人と人との対面コミュニケーション」であると考えています。
利用者様との直接的なやり取りを通じて築かれる信頼関係や、心の通ったケアが、何よりも大切です。
私たちは技術と人間の温かさを両立させた介護サービスを提供してまいります。

他方、介護業界における賃金や労働環境の問題も依然として解決されていない現実があります。
介護職は社会にとって不可欠な職業であるにもかかわらず、その重要性に見合った待遇が十分に提供されていないという課題があります。
私たちは、介護に従事するすべてのスタッフが誇りを持って働ける環境づくりを推進し、適正な賃金や働きやすさの向上に積極的に取り組んでまいります。
スタッフ一人ひとりが安心して働ける環境を整えることで、利用者様に対しても最高のケアを提供することができると信じています。

私たちの目指すのは、すべての方が住み慣れた地域で、これまでと変わらぬ生活を送り続けることができる社会です。
利用者様の尊厳を尊重し、個々のニーズに応じたケアを提供することで、心から安心できる暮らしをサポートしてまいります。
また、地域の皆様と共に歩むことで、より豊かな社会の実現に貢献したいと考えています。

今後も、社会の変化に対応しつつ、利用者様とそのご家族が「ここでよかった」と感じていただけるよう、質の高いサービスを提供し続けます。
皆様の温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。